2012年10月9日火曜日

金のさかな 東欧ツアーでの上演終了!



KD Mlejnでの上演、無事に終了しました。
こちらは会場がとにかく大きいので集客を心配していたのですが、
ほぼ満席のお客様に恵まれました。ご来場いただいた皆様、本当に心から感謝します。終演後、ちょっとした取材があったり、なんだかばたばたしてしまって、せっかく来てくれたお客様にちゃんとご挨拶も出来なかったこと、お許しください。
 そしてこのMlejnでの上演が新作『金のさかな』の東欧ツアー2012の最後の上演になりました。この後、1117日から19日に日本の福岡県北九州市の海峡演劇祭への参加が決まっていますが、東欧での上演はひとまずこれでおしまい。まだ残っている大仕事があるので、あまりセンチメンタルにもなれませんが、とりあえず、感無量です。
 820日にプラハに到着した時は、本当に闇の中で手足をがむしゃらに動かすような、本当に眠れない日々でしたが、ちょっとずつちょっとずつ姿を現した作品は、最後にはこんなにたくさんのお客様に出逢って、信じられないような美しい時間をもたらしてくれました。
 演劇はこうやって時間や空間を作り出してはまた消えて、また別の場所で、別の出逢いや悲しみや喜びや、目には見えないけどかけがえのないものを、やってる人間にも、もちろん観客にも同時にもたらす、なんでしょうね、魔法?いや、魔法だなんて言葉はごまかしだとはわかっているのですが、約束?ううん、違うなあ、なんだろう。まだ私にはわかりません。



 そしてこの『金のさかな』が前作『YODAKA』と大きく違うのは、とにかくまず第一にお礼、というか、報告をしなければ行けない人たちに出逢えたこと。
アニメーションの編集をしてくれた、谷 直輝くん。
音楽制作で関わってくれた棚川 寛子さん、森山 冬子さん。
『金のさかな』とりあえず無事に東欧ツアーは終わりましたよー!
関わってくれて、本当にありがとうございました!
どれだけ心強かったか、そしてどれだけ大きく影響を受けたかしれません。
時間が足りなかったり、色んな制約があったりと、できることに限りがあったり、改善点はぼろぼろと思い当たる節があります。まだまだ若い作品なので、これから回を重ねるごとに成長して行くつもりです。その時はまた、一緒に頭をひねったり、意見を言いあえたら最高です。
ですが、とにかく今は心からの感謝を込めて。
ありがとうございました。

そして。
今このブログを、私はスロヴァキアの小さな街の劇場で書いています。
明日109日にジアル ナド フロノムという街で、10から小学校の子ども達250(!!!)に向けて、17時から80人の一般客に向けて『YODAKA』を上演します。その間午後には小学生へのワークショップもするという弾丸ツアー。詳細はこちら。


頑張りマッス!

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