2012年10月23日火曜日

ナスフレプラハ!ただいまキタキュウ!

2ヶ月もプラハに居て、一瞬も街を見ないなんていやだ!とのことで
空港へ行く前の1時間半くらいでとりあえず橋まで走ってみようツアー。
※MANIFUKTURAはスポンサーではありません。
For 2 months, I have never been the twon of Prague! 
Noooo! I have to!! So I run to the Charl's bridge for just 1hour half.


オルロイ。2ヶ月前に美術家と「オルロイでアイス食べようねえ〜。」と約束したのに、
結局走り抜けただけ。


DAMU。通い詰めたよ二年前。私は学生でもないのにね。


うま!


城!from 橋!and 気球!ゴール! 


重い!最後の最後まで重い!


出発前に最後の祝杯。


イミグレーションまでダッシュ。呆れる美術家。

2ヶ月間応援してくださった皆様。本当にありがとうございました。
金のさかな、Yodaka 東欧ツアー、これにて終了です。
が、最後の大勝負、北九州海峡演劇祭が待っているので、
まだまだ終わった気持ちにはなれません。
海峡演劇祭が終わっても、日本国内外問わず、挑戦し続けようと思っています。
いつまで経っても終わった気持ちになれない作品は、とても幸せだと思うので。
そしてちょっとずつバージョンアップして、成長して行けたらもっと幸せだと思うので。
そうこうしているうちにまた新しい作品が生まれたりなんかしたら、
そしてまた次の旅の計画を立てたりなんかしたら、またまたとても幸せだと思うので。

Thank you for evryone for 2 monthes.
Eastern Europe tour is finished.
But we'll have perfromance "The golden fish" from 17th to 19th November in Japan.
Yes, it's not still finish.
We will look for some chance to have performance , also after November.  
The golden fish will be continue to swim.
And Yodaka will be continue to fly!

作品をつくることを通して人と出逢って、人と出逢いなおして、
今まで見えなかったものが見えたり、見えていたものが見えなくなったり、
不幸せなことも起こるかもしれないけど、それも先の幸せの一部かもしれないし。
ちらちら見える本質のその核心には、私たちはまだ触れてもいない。
きっとメインストリームからは遠く離れた田舎の小川くらいのささやかさで、
でも流れている水はものすごくキレイだ、ていう作品を、
これからも作って行きます。




ただいま!

最後に身内への感謝は観客の心を冷ましてしまうかもしれませんが、
伝えずにはいられないので。
今回多くの方と一緒に仕事をすることができ、再三お礼は伝えて来ましたが、
最後の感謝を美術家の林 由未さんとプロデューサーのペトル・ムラースさんへ捧げます。
粘り強く諦めずに、互いを信頼して煮えたぎる鍋の中を共にのぞき込んだ経験は、
何ものにも代え難い。心を合わせて走ってくれたこと、心から感謝します。
また覗こう。煮えたぎる本質を。

2012年10月23日
谷口直子

2012年10月20日土曜日

時には昔の話を Let's talk about past days sometimes.

とてつもなくお久しぶりです。谷です。この一か月ほど、帰国し、風邪でぶっ倒れ、携帯が世界中を旅し、ネット復活に手間取り、学校での居場所のなさにとまどい、スーパーの品ぞろえの豊富さに喜んだりして毎日を過ごしていました。

なんだかんだでバタバタして今、なんとか落ち着いてきたのでブログ書いとこうかなぁと。

メンバーとはネット復活後、最近はスカイプでよくお話をします。

金の魚やYODAKAについて概ね好評だったようで、一安心。現場に立ち会えなかったのは残念でしたけど、みんなの頑張りのおかげで(血を吐きながらの)東欧ツアーは無事大成功だったみたいで、感謝感謝です。今はビデオの到着が楽しみです。うちのキャンパスで展示しますんで富山の人はぜひ見に来てくださいね。(11月ごろ)

ツアーのこともそうですが、最近よくゆみさんとは僕の滞在を振り返ったお話をします。つい最近までチェコにいたのに忘れてることや、記憶があいまいなこともしばしば。でも、変な話、結局お互いがお互いに感謝する方向に流れて、カメラに向かって頭を下げ続けることここ数日。笑

でもたぶんね、僕が一番、ゆみさんはじめなおこさん、ペトル、ゾヤさん、関わった全ての人に感謝してる、ます。きっと!!

これは僕にとっての大きな転機でした。仕事のことだけじゃなく、あらゆることで。だから、そんな機会を与えてくださったみなさんにありがとう。そして、ブログを読んで、応援してくださっていた、みなさん、本当にありがとうございました。

僕らはこれからこの仕事を踏まえて、さらに未来へ飛び出します。

でも、時には昔の話を。
昔の僕たちに還って話をしましょう。

P.S. 僕のユーストリームの番組、富山県高岡市から毎週金曜、夜八時から好評、ではないですが放送中!! アーカイブも残ってるのでお暇なときは是非ご覧になってください。

週末のデ情部屋
http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB-%E5%8F%A4%E5%B7%9D

たに

Cao! Long time no see. This is Naoki. I have returned back from Czech, and I had a cold, my phone was traveling all over the world, there were a lot of troubles to make the connection of internet, I was confusing about no place in school, and I was glad to see various of products in supermarket in Japan, I had spent for one month like this.

Now everything is calming down, so I felt like writing blog and I am writing now.

Recently we talk with Skype many times after internet reviving.

Zlatá rybka and YODAKA seemed to be fine, and now I can relax a little. I was so sorry not to be able to join the tour, but thanks to every member's pluck (with blood), we got a succeed about eastern Europe tour, so I am feeling "Thank you very much". Now I am looking forward to arriving a video which has a record about this tour. I will have an exhibition with it in my school, please come to watch it. Especially the people living in Toyama.(It will be held in November.)

By the way I talk about my staying in Praha with Yumi recently. Though I was in Czech very close days from now, there are something we don't remember, and we are not sure about something often. But finally we are saying gratitude each other every time, so I am lowing my head to display everyday for a few days recently.

But maybe I am feeling gratitude the best among the members! To Yumi, Naoko, Petr, Ms. Zoja and every others who has connection about this work.

This was my big change not only for my work but also for everything. So I want to say "Thank you" for everybody. And for everyone who read blog and sent encouragement to us.

We will jump out here to the future more and more after this work.

But let's back and talk about past days.

P.S. I have a USTREAM program broadcasting from Takaoka city in Toyama at 8 o'clock p.m. Please check it out.

http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB-%E5%8F%A4%E5%B7%9D

Naoki

2012年10月17日水曜日

「金のさかな」「YODAKA」2012年東欧ツアーを終えて。



おかげさまで、10月11日スロバキア・コシツエの上演をもって無事に2012年「金のさかな」「YODAKA」ツアーを終えることができました。12日は、コシツエで1日オフをもらい、13日に1日かけて電車でプラハへ帰ってきました。コシツエはプラハから650キロ、電車では8時間の距離に位置する街なのです。(写真は、コシツエ人形劇場前より)

スロバキアツアー中、私の体調管理の不届きで風邪をひいてしまい、かなり辛い旅だったのですが、もっと酷いことに直子さんとペトルに風邪をうつしてしまうという、本当に申し訳ないことをしてしまいました。おかげで、2人はツアー後に風邪でダウンです… この場をかりて、謝ります。本当にごめんなさい!!

1年近く前から準備をしだした「金のさかな」プロジェクト。まず、日本―チェコの距離の遠さと時差、アイデアを出しから実際に形にしていく苦しさと、実際に上演のためにオーガナイズする苦しさ、また、普段では舞台裏の仕事をしている自分も、音響や照明として実際にツアーに参加する苦しさなのかな?このプロジェクトを通して、本当に色々な経験をすることができました。他のプロジェクトと比べて、舞台美術以外の仕事を沢山しなければいけなかったので、仕事の達成感というか満足感は大きいです。実際の経験から学べるものより大きなものはないと改めて実感しました。まだまだ「金のさかな」は、北九州市の海峡演劇祭へと続きますが、東欧ツアーを終えて、自身の感想でも。

「金のさかな」は、願いの話です。

この話に出会って、最初に感じたことは、願いと欲の違いは何だろう?です。
多くを望むことは、果たして間違いなのか?願いに、間違いはあるのか?欲は罪か?誰かのためを思って願うことが願いで、自分自身に願った時点で欲になってしまうのか?

願いは本当に強い2面性があって、例えば誰かの願いが成就すれば、他の10人が泣いているかもしれないし、純粋に誰かを願ってしたことすらも、誰かにとっては被害でしかないかもしれないのです。少しでも現状を良くしようと思う願いや、望みは、明日を生きるための原動力になりますが、それが少しでも人より大きくなれば欲深い人・野心深いと思われてしまいます。願いという形では美しい響きなのに、欲という言葉になるとその繊細さがどこかに消えてしまう。難しい問題です。

そんな感じで、願いについて、色々なことを考えました。ただ、それを通り越した一線で感じたこと。願われる対象と願う側に対し、願いを請う側の一方通行性。私達は、誰に何を日々願っているのだろう?

日々の平穏な暮らしを望まない人はいないと思います。私達は、その平穏な暮らしを、日々、地球から海から恩恵を受けて生きています。その恩恵に対し、私達は何を返してきたのだろう?と。得るだけの一方通行では、このお話と同じ結末になってしまうのではないかと思っています。当たり前に受けている恩恵に対し、自分ができることは何か考えていかなければなりません。

余談ですが、私は製作時に音楽やラジオ、時には落語を聞いて作業しています。好きなアーテイストは沢山いますが、中でも中島みゆきさんが大好きで、「金のさかな」製作時は、「Now」という曲をかなり好んで聴いていました。「金さかな」がやっと一区切りして、余韻にひたりたいところなのですが、悲しいことに次のプロジェクト達をスタートしなければいけない状況です。頭と感情がなかなかギアチェンジできない中、今は中島みゆきさんの「命のリレー」を繰り返し聴いています。とても、「金のさかな」にリンクしています。

末尾ですが、このプロジェクトで共に走り戦ってくれた、チャークこと、谷口直子さん本当に心よりありがとうです。君と一緒に作れたから、産まれた金のさかなだと思ってます。

いつも、自由に仕事をさせてくれて、後ろから本当に大きな力で支えてくれる演出家のゾヤ・ミコトバーさん。自分の専攻分野でない映像製作を、(大変だったと思いますが)調べつつ最終的に完璧なものにしてくれた谷直輝くん、まだ見ぬ音楽の棚川 寛子さん、森山 冬子さん、本当にもったいないぐらいの素晴らしい音楽でした!会える日を楽しみにしています!!そして、プロデューサーのペトル・ムラース。最終的には、照明までできるようになりました。応援してくださった皆様。本当に心からありがとうございました!言葉で感謝は書きつくせませんが、今回のツアーで、決して一人の力では及ばない成果をだすことができたと思います。それもこれも、皆様のおかげです!

日本での上演の可能性をこれから全力で探していきたいと思います。まだまだ、とても小さい規模ではありますが、「金のさかな」に託した私達の願いが、一人でも多くの人に届けばいいなと願っています。あっ、これも願いだ!

まだまだ、続きますが、一区切りなのので、もう一回言わせてください。
本当に皆様。ありがとうございました!

由未

2012年10月16日火曜日

東欧ツアー終了しました、そして

報告がすっかり遅くなってしまいました。
1011日にコシツェでの『Yodaka』上演を終え、遂に長かった私たちの東欧ツアーも、無事に終了しました。
It's so late to report...
At 11th Oct, we had a performance "Yodaka" at Babkove divadlo v Kosiciach.
So we had finished all our Eastern Europe tour 2012.




 最後の上演の地、コシツェのBabkove divadlo v kosiciachは定員が100名程の小さな劇場で、14時に地元の子ども達へ向けた上演、18時から一般上演を行いました。
これまた不思議なもので、同じスロヴァキアなのに、先日上演したジアル ナド フロノムとはまた違う反応で、とても新鮮でした。客席数が少ないこともあり、お客様がかなり芝居に集中してくれたので、逆に反応が読みづらく、途中でふっと心配になる瞬間もありましたが、終演後の拍手を聞くとそんな不安は吹き飛びました。
In Kosice, we had performance 2 times.
At 14:00 is for only kids. And at 18:00 for family.
This theater's capacity is about 100. So, the audience have concentrate in the story. They are sooo calm...But after the performance is like that!!


 正直、惚けています。風邪をこじらせてしまいました。 たった2ヶ月のことでしたが、あまりに集中した2ヶ月で、しかもその2ヶ月の為にかれこれ1年近く前から準備を重ねて、他の仕事とも平行しながら続けて来たことが、一段落して。本当は惚けている暇などない程、こなさなければならない仕事が山積みなのですが。甘い風邪薬でぼうっとかすむ頭は、脳みそスープを煮込んでいる感じです。11月の海峡演劇祭に向けて、日本語版の金のさかなを作らなきゃだなあ、あ、あの人に話してみよう、そうそう、照明もこうしたいんだよなあ、ああ、音をこうする為には誰々に連絡して・・・と頭がぐつぐついっているうちにはっと目が覚める、という、まさに前後不覚。
 次にジャンプする為にもこういう時間が必要なのですが。が!が!が!

とにもかくにもまずは、お礼です。

まずは今回、作業を共にしてくれたアニメーションの谷 直輝くん。
音楽の棚川 寛子さん、森山 冬子さん。
多くの制限の中、きっと不自由な思いをしていたにも関わらず、
一緒に働いてくれたこと、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
次回はもっと深く一緒に仕事ができるように、
少しずつ環境を整えて行きたいと思っています。


そして。これまで暖かい言葉をかけて頂いた皆様、応援してくださった皆様、
本当に心からありがとうございました。どれだけ感謝しても、したりない程、
励まされました。
まさかこんなにも多くの方が私たちのことを見守ってくれていたとは、
正直思っていませんでした。
でも、ひとりひとりの顔や、励ましの言葉を見る度に、
ああそうだ。私はこの人たちに守られて、育てられてきた、と改めて確信しました。
恐るるなかれ、ともにあり、と。
もちろん、励まされると同時に、
ひとつひとつの行動には責任と自信を併せ持つべきだとも痛感しました。
ともにあるからにはね。恥じないように。
そして私たちの小さな挑戦が、皆さんひとりひとりの励ましを得て残した結果は、
最終的にとても大きなものでした。
私たちだけでは決して成し得なかったことだと、心から思っています。

ありがとうございました。

金のさかな、まだまだ続きます。
次は11月17日から19日まで、福岡県北九州市の海峡演劇祭です。
それまでに、全編チェコ語のこの作品をどうするか。
オペをどうするか。集客をどうするか。やることは山積みです。

そして明日はちょっとしたインタビューの撮影。
明後日からはパッキング。明々後日に私は帰国します。
引き続き、もうしばらく泳ぎ続けます。
と、書いているうちに脳みそスープはいい感じに冷めてきました。

Now we have to say THANK YOU EVERYONE!!!
We raelly appreciate all theater, all audience, all friends and familly.
We can't make such a wonderful work unless kindness of you all.

"The gold fish" continue to swim.
The next stage is in Japan!!!
kaikyou theatre festival

Tomorrow, we'll have some interview with documentery films.
And the day after tomorrow, we'll start to packing.
And the day after that, I will go back to JAPAN!!

Naoko


2012年10月10日水曜日

Ziar nad Hronomでの上演終了!いよいよ最後の地!


この東欧ツアーの中で一番長い一日、そう呼んでも過言ではない、一日だった。ただの記録。忘れない為に。


 朝7時に劇場入り。準備して、ゲネ。10時開演。250人と聞いていた小学生たちは280人になぜか増えていて。会場は大盛り上がり。市の文化センターの担当の方と大使館の方の挨拶でも、なぜこんなに?という程の拍手喝采。いやいや、よだかは君たちが期待するような話では全然ないぞ。と心の中で思いながらも、オープニングの曲は始まって。あとはもうがむしゃら。かつてない数のお客様と、その国民性に圧倒されながらも、芝居は進む。そういえば2年前にスロバキアの首都、ブラチスラバでよだかを上演した時も同じように、なんだか理解不明なところで爆笑していたり、かと思えば意外にもちゃんと話を見守った発言(芝居中に普通に喋る)が多かったり。芝居をする側の状況としては結構大変だけど、なぜだかそんなに嫌な気がしないのは私に繊細さが足りないからだろうか。いや、それだけでは決してない。

 一番アグレッシブだったのは引率の先生が舞台まで近寄ってきて、一番のクライマックスでフラッシュつきで写真を撮りまくるという行動だったが、普通だったらあり得ないと思われることも、本当に心から嫌な気が全くしないのは、彼らの歓迎っぷりが伝わるからだと思う。そう、私たちはびっくりする程歓迎されていた。
 送迎から宿泊の手配から、丁寧にもてなしてくれて。昨日の仕込みの時は遅くまで照明の仕込みからマイクの仕込みまで付き合ってくれたり。チェコ語のセリフ(単語)をスロバキア語に直して発音を教えてくれたり。終演後も花束を頂き、わざわざご紹介頂き、ロビーでよだかと一緒にさよならの挨拶をしていたら、これまた先生達がたくさん写真を撮ってくれたり。本当に幸せでした。

 13:30からは近くの小学校でこいのぼりをつくるワークショップ。随分前にに大使館の方からなにかワークショップと抱き合わせで・・・という話を頂いていた時に、その時はまだ新作の『金のさかな』を持って行くつもりだったので、魚つながりでこいのぼりを作ろうと言っていたのですが、日本文化色の強いものを、とのことで演目が『YODAKA』に変更になり、ワークショップのプランだけは魚が残ってしまったような形だったが、これまた特に気にもせず、みんなで大盛り上がりで好き放題にこいのぼりを作って、こいのぼりだけでは飽き足らず、最終的にはこいのぼりに折り紙で折った手裏剣だの、金魚だのを貼付けるという斬新なアイデアに発展し、もうこれまた楽しくてしょうがない1時間半でした。2回公演の合間にワークショップを入れるなんて、疲れてるし、準備も殆どできないし、正直しんどかったのですが、終わってみたら私たちはプレゼントしかもらってなくて。実際、子ども達が折った折り紙というプレゼントだけではなくて、もう胸がいっぱいで、心からやってよかったと、そう思えた帰り道でした。
帰り道でレッドブルとアイスクリームを仕込んで、短い休憩をとって、17時から2回目の上演。こちらも、本当に信じられないような所で大爆笑していて、やってて本当におもしろかったし、アンケートの回収率もすごくよくて、ありがたい感想をたくさんいただけて、本当に幸せでした。


 チェコは私にとっては外国なのに、このプロジェクトに関してはチェコで、チェコ語で作っていて、お客さんのリアクションもチェコ人なのに、なんだか理解できる。そしてスロバキアを外国に感じる。リアクションがやっぱり違うし、劇場の空気も観る姿勢もすごく違う。私にとってはどちらも外国なはずなのに。とても不思議。

 そしていよいよ。よだかも東欧ツアー最後の上演の地、コシツェへ向けて、現在バスで4時間の移動中。遠いな!今は休憩で立ち寄ったレストランおいしいスープをいただいたところ。

明日の公演の詳細はこちら!

明日で東欧ツアーはおしまい!

2012年10月9日火曜日

ツアーは続く!

直子さんがブログですでに書かれましたが、無事に「金のさかな」の2012年東欧ツアーでの上演が終了しました。本当に、たくさんの嬉しい出会いや、貴重な体験を重ねることができました。まだまだ、改善点等もありますが、「金のさかな」が今後も色々な場所で上演できるよう、これからも模索していこうと思ってます。



 9月27日にオストラバ人形劇場でプレミア上演があり、28日にプラハへ帰ってきてそのままリベレッツへ向かい、29日にナイブニー劇場で上演し、プラハへ帰ってきて、2年ぶりの「YODAKA」のリハを3日日間集中して行い、10月3日ミノル劇場で「YODAKA」の上演して、2日間あけて、10月6日に「金のさかな」をDRAK劇場で、10月7日にプラハKD Mlejnで無事上演を終えました。そして、今は「YODAKA」のスロバキア・ツアーへ来ています。

少しでも、多くたくさんの場所で上演を!と考えなしにツアーを組みすぎてしまいました。そのせいで、私達チームはかなり疲弊しています。毎日場所を変え、仕込み、リハ、本番、ばらし、次の日の準備の繰り返しです。ほんとに、もう少し考えてスケジュールを組めば良かったと反省してします。



そんな中でも、一番疲れているはずの直子さんの明るさは、私達の元気の源です。

現在私達は、スロバキアのŽiar nad Hronomという街に来ています。
明日の10時から250人の子供が、この観客席が満杯になるらしいです…



その後、ワークショップもあって、夜には大人向けの上演も待ってます。
まだまだ、疲れたとは言ってられません。


金のさかな 東欧ツアーでの上演終了!



KD Mlejnでの上演、無事に終了しました。
こちらは会場がとにかく大きいので集客を心配していたのですが、
ほぼ満席のお客様に恵まれました。ご来場いただいた皆様、本当に心から感謝します。終演後、ちょっとした取材があったり、なんだかばたばたしてしまって、せっかく来てくれたお客様にちゃんとご挨拶も出来なかったこと、お許しください。
 そしてこのMlejnでの上演が新作『金のさかな』の東欧ツアー2012の最後の上演になりました。この後、1117日から19日に日本の福岡県北九州市の海峡演劇祭への参加が決まっていますが、東欧での上演はひとまずこれでおしまい。まだ残っている大仕事があるので、あまりセンチメンタルにもなれませんが、とりあえず、感無量です。
 820日にプラハに到着した時は、本当に闇の中で手足をがむしゃらに動かすような、本当に眠れない日々でしたが、ちょっとずつちょっとずつ姿を現した作品は、最後にはこんなにたくさんのお客様に出逢って、信じられないような美しい時間をもたらしてくれました。
 演劇はこうやって時間や空間を作り出してはまた消えて、また別の場所で、別の出逢いや悲しみや喜びや、目には見えないけどかけがえのないものを、やってる人間にも、もちろん観客にも同時にもたらす、なんでしょうね、魔法?いや、魔法だなんて言葉はごまかしだとはわかっているのですが、約束?ううん、違うなあ、なんだろう。まだ私にはわかりません。



 そしてこの『金のさかな』が前作『YODAKA』と大きく違うのは、とにかくまず第一にお礼、というか、報告をしなければ行けない人たちに出逢えたこと。
アニメーションの編集をしてくれた、谷 直輝くん。
音楽制作で関わってくれた棚川 寛子さん、森山 冬子さん。
『金のさかな』とりあえず無事に東欧ツアーは終わりましたよー!
関わってくれて、本当にありがとうございました!
どれだけ心強かったか、そしてどれだけ大きく影響を受けたかしれません。
時間が足りなかったり、色んな制約があったりと、できることに限りがあったり、改善点はぼろぼろと思い当たる節があります。まだまだ若い作品なので、これから回を重ねるごとに成長して行くつもりです。その時はまた、一緒に頭をひねったり、意見を言いあえたら最高です。
ですが、とにかく今は心からの感謝を込めて。
ありがとうございました。

そして。
今このブログを、私はスロヴァキアの小さな街の劇場で書いています。
明日109日にジアル ナド フロノムという街で、10から小学校の子ども達250(!!!)に向けて、17時から80人の一般客に向けて『YODAKA』を上演します。その間午後には小学生へのワークショップもするという弾丸ツアー。詳細はこちら。


頑張りマッス!

2012年10月7日日曜日

DRAKでの上演



Divadlo DRAKでの”Zlata Rybka”、無事に終了しました。
仕込み時間も短く、広報に関するコンタクトもなかなかとりづらかったため、
集客も心配していましたが、箱を開けてみたら。
客席はほぼ満席。
いつものように暖かいお客様たちにこちらが背中を押されるような上演でした。
今日も上演後に人形に子ども達が興味津々で、
終演後に幸せなひとときを味わうことができました。
ご来場いただき、ありがとうございました。

Divadlo DRAKはチェコでは本当に名だたる人形劇場で、
美術家のゆみさんが文化庁の在外派遣員として研修していた時の受入機関でもあります。
今回、このような形で私たちの上演を招いてくださったことは、
本当に光栄なことでした。
気づいたら『金のさかな』は今日で3回目の上演。
そして明日のKD Mlejnで、ヨーロッパツアーでは最後の上演になります。
新作なので、これから少しずつ改良して、長く上演して行けることを願っています。


終演後のフラデツの夕焼け。
清々しい気持ちでこんな景色を眺められることが、なによりも幸せです。

さて、明日10月7日のKD Mlejnの詳細はこちら

KD Mlejn "Zlata Rybka"

今日はDRAKのあるフラデツに一泊して、明日の朝一でプラハに戻って、
そのまま仕込んで15時開演です。
最後ですからね。
勢いも大事です。
ひゃっほい!

谷口

Thank you for coming to Divadlo DRAK "Zlata Rybka"!!
We are appreciate to have a wonderful time with audience.

DRAK Theater is so famous in Czech Republic (Not only ČR, also all over the world). It was indeed honor for us to invite our new performance.

We'll be play at KD Mlejn today 15:00.
It'll be the last "Zlata Rybka" in this Europe tour.
Detail is here.

KD Mlejn "Zlata Rybka"

We are looking forward to see you!!!

Naoko


2012年10月6日土曜日

楽しい1週間のはじまりです。


遅ればせながら。

10月3日のミノル劇場での『YODAKA』の上演、無事に終了しました。
詳細は後ほどアップするとして、まずはご来場のお礼まで。
たくさんのお客様にご来場頂き、終演後、子ども達と長い時間触れ合うことができ、
温かい感想をたくさん聞くことができて、心から嬉しいひとときでした。
ありがとうございました。



そして、演目はまた『金のさかな』に戻ります。
そして、ここからが怒濤の1週間のはじまり。
怒濤と書いて、楽しいと読め。あは。

今日はDivadlo DRAKでの上演です。これから小屋入り。
16時開演です。
DRAKのウェブサイトのトップにも"ZLATA RYBKA"の文字が。
DRAK THEATRE

詳細はこちら

DIvadlo DRAK ZLATA RYBKA

場所がHlavni Scenaになってますが、Studioです。

そして明後日はプラハ、KD Mlejnでの『金のさかな』の上演。
詳細はまた明日!

Thank you for coming to Divadlo Minor!!
We're so happy to meet many audience, to play with many children,
and to talk about YODAKA.

And from today, we'll work so hard...
Today, we'll have performance "The golden fish" at Divadlo DRAK from 16:00!!!
Detail is here

DIvadlo DRAK ZLATA RYBKA
※ We'll play at STUDIO, NOT HLAVNI SCENA.

2012年10月2日火曜日

いよいよ明日

いよいよ明日、10月3日。18時からミノル劇場で『YODAKA』の上演があります。
ミノル劇場の公式サイトにも

『YODAKA』

さんざん通い詰めた憧れの劇場のサイトに自分たちの作品が
写真入りで載っているのは、ちょっと感動。
2年ぶりの上演なので、きゃーきゃー言いながら稽古しています。


2年前、この作品を創ったときは本当に手探りで、あっちにぶつかりこっちにぶつかり。
でも、最終的には2カ国6カ所で上演できて、今回の『金のさかな』の布石になりました。

宮沢賢治の『よだかの星』をモチーフにはしていますが、
私たちなりの解釈で構成されているので、違った視点で楽しんでいただけるように
絶賛稽古中です。

Tomorrow, 3th Oct, we'll have our performance "YODAKA" in Divadlo Minor!!
2years before, when we make this performance, we worked so hard.
And Yodaka could fly 6 times in 2 country,
Based on the Japanese famous tales ''The nighthawk star''.

We are looking forward to see you at Divadlo Minor!!!

Naoko

Zlatá rybka chycená v síti Naivního divadla v Liberci (sobota 29.9. v 10 hodin)

Ranní sobotní představení pro děti od 10 hodin patří k místní tradici. Naoko s Yumi měly den předtím premiéru v Ostravě a byly hodně unavené. Nechtělo se nám vstávat brzo ráno a přijet přímo z Prahy, raději jsme v Liberci přespali, pension U muzea je blízko centra a za dobrou cenu!


pension U muzea

V 7:00 hodin ráno jsme měli domluvenou schůzku s paní Bartošovou a panem Jelínkem u hlavního vchodu do divadla.  


7:00 hodin před Naivním divadlem v Liberci

Díky skvělé práci pana Jelínka a jeho týmu techniků jsme měli brzy připravenou scénu a mohli včas začít zkoušet. Paní Bartošová nám přinesla kávu, čaj a misku čerstvých kolačů a koblih. Kde je tak brzy ráno koupila, nevíme. Moc všem v divadle za takový servis děkujeme!!!!


příprava scény

Na představení přišly hlavně malé děti od 3 do 6 let v doprovodu dospělých. Studio bylo k naší radosti zcela zaplněné. Kolem půl dvanácté jsme se rozloučili před radnicí s Libercem a byli na cestě do Prahy. Děkujeme řediteli panu Stanislavu Doubravovi za skvělou možnost hrát před libereckými dětmi!   

Petr

produkce


před libereckou radnicí po představení